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TOEIC L&R Part 3

英語

こんにちは、エアフォルクのホームページにお越しくださり、

ありがとうございます。

今回は、TOEICシリーズ第3弾で、Part3について解説したいと思います。

以下のブログにも目を通してもらえると嬉しいです。

TOEIC L&R 概要

まずは復習から始めましょう。

「もうTOEICの構成は十分わかっている」という方は読み飛ばしてください。

TOEIC L&Rは、英語を聴く力(Listening)、読む力(Reading)の2つの技能を測る試験です。

試験時間の総合は約2時間です。

Listeningセクション、Readingセクションともに100問ずつで、

それぞれ5点~495点の5点刻みでスコアが出されます。

したがって、合計スコアは10点から990点で評価されます。

Listening セクション 概要

リスニングは4つのパートに分かれています。

前回のブログでは、Part1とPart2を簡単に解説しました。

今回は、Part3「会話問題」について解説します。

Part 3 概要

Part3は、問題数39問でリスニングセクションの中で最も問題数が多く、

また最も重要なパートであると思われます。

また、話者が三人ときもあり、また、図表やタイムテーブルがからむ問題があったりと

複数の視点で問題を解いていく技術が求められるため、

苦手にする学習者も少なくありません。

会話は全部で13個、それぞれに3問ずつ設問がつきます。

会話文は問題用紙に掲載されません。

会話文に関する設問と4つの選択肢は、問題用紙に掲載されています。

また、設問と選択肢は放送もされます。

問題用紙は以下のようなイメージです。



Part 3 会話の流れのパターン

Part3の会話はほぼ間違いなく最初のセリフで場面設定が分かります。

次のセリフで、トラブルや解決すべき問題点が出されたり、

会話の目的が示されたりします。

そして、会話の終盤では、どういう解決策があるのか、

次にどういう行動をとるのかが分かる発言があります。

受験者がもっとも集中しなければならないのは、冒頭のセリフです。

設問と選択肢の「先読み」気を取られ、冒頭の重大なセリフを聞き逃さないようにしましょう。

Part 3 設問の特徴

Part3の設問には3つの特長があります。

 状況設定

会話の場所や状況、話者がどんな職業についているのか、

何が原因で驚いているのか、困っているのか、

対話の最も基本的な状況が問われる設問

Where does the conversation most likely take place?

Who most likely is this man?

Why is the woman surprised?

この会話はどこで起こっている可能性が高いですか。

この男性が誰である可能性が高いですか。

なぜその女性は驚いているのですか。

 詳細問題

何が起こっているのか、

何が問題なのか、

なぜそのような発言をしたのか

などの詳細が問われる設問

What is the man concerned about?

What does the woman say she must do?

What does the woman mean when she says, “I would ask him for advice”?

その男性は何を心配していますか。

その女性は何をしなければならないと言っていますか。

その女性はどういう意味で「私なら彼に助言を求める」と言っていますか。

 予測問題

会話後に話者がどのような行動をとるかを予想する設問

What will the woman probably do next?

What does the man say he will do?

What does the man suggest doing?

その女性は恐らく次に何をしますか。

その男性は何をすると言っていますか。

その男性は何をすることを提案していますか。

Part 3 問題例

Part 3についてもう少し詳しく説明します。

会話のやり取りは、2往復半~4往復程度です。

第一話者 → 第二話者 → 第一話者 → 第二話者 → 第一話者 (→ 第二話者 ・・・

第一話者 → 第二話者 → 第三話者 → 第二話者 → 第一話者 (→ 第三話者 ・・・

話者が3名の場合、話す回数は必ずしも等しくありません

1つの対話は30秒程度です。

1つの対話につき3つの設問があります。

この会話文に対して例えば、

Where does the conversation most likely take place?
「その会話はどこで起こっている可能性が高いですか」

Who most likely is the man?
「その男性は誰の可能性が高いですか」

Why will the woman’s son be disappointed?
「その女性の息子はなぜがっかりするのですか」

What problem does the man mention?
「その男性はどんな問題を述べていますか」

What will the man most likely to do?
「その男性は何をする可能性が高いですか」

What does the man say he will do?
「その男性は何をすると言っていますか」

What does the man offer the woman?
「その男性は女性に何をすると申し出ていますか」

などの設問が想定されます。

こういった設問から3問が出題されます。

Part 3 対策

それでは、Part3に対してどのような対策が必要でしょうか。

先読み

先に設問文を読み、どのような情報を得る必要があるのかを確認しておきます。

設問文と選択肢は、問題用紙にも掲載されますが、放送もされます。

最後の選択肢が流れてから、約8秒後に次の会話が始まります。

最低でもその最後の選択肢が終わる前にマークシートを書き終えておきましょう。

理想的には会話の放送が終わった段階で(選択肢が読まれ始める前に)

マークが終わっていたいところです。

そうすることで、8秒以上の時間をかけて次の問題の先読みをすることができます。

冒頭に集中

会話の冒頭が最も集中すべき部分です。

いくら先読みが有利とは言っても、冒頭の最も重要な部分を聞き逃しては意味がありません。

先読みが途中でも次の会話の放送が始まったらそこに全力で集中しましょう。

潔さも必要

答えが見つからずあせることもあります。そんなときは思い切って次の問題に集中しましょう。

会話の文脈を見失ってしまうこともあります。

そういうときは、思い切って次の問題に備えましょう。

とうやま
とうやま

分からない問題も、一応マークはしておきましょう。

あとで、もう一度考えたいからと、空欄しておくとマークミスが起こる可能性が増します。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今後もTOEICやIELTSなどの資格試験、

大学入試、高校入試の英語について解説していきたいと思います。

読んでいただけると嬉しいです。

何か質問がある場合は、以下のリンクから連絡ください。

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