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高校生のためのTOEIC L&R 基礎講座

英語

こんにちは。都筑区で最も信頼される塾を目指している個別進学塾エアフォルクです。

エアフォルクのホームページにお越しくださり、ありがとうございます。

TOEIC関連のブログは今回で2回目です。

1回めのブログでは、TOEICテストの概要や、無料で体験できるお得なサイトなどを紹介しました。

興味のあるかたはこちらもご一読ください。

2回目の今回は、Partごとの傾向とその対策について解説していきます。

TOEIC L&Rの全体像 おさらい

TOEICは、Listening問題100問、Reading問題100問の200問でスコアを出します。

Listening問題は45分、Reading問題は75分、計120分(2時間)のテストです。

途中休憩などはなく、万が一トイレに行きたくなった場合などは、

試験監督の付き添いのもと、厳重に監視されながら用を足しに行くことになります。

その間の時間はもちろん追加してもらえません。

Listening問題には4つのパート、Reading問題には3つのパートがあります。

Listening問題 

  Part 1 写真描写問題 6問  約4分

  Part2 応答問題  25問  約9分

  Part3 会話問題  39問 約17分

  Part4 説明文問題 30問 約15分

           100問  45分

スコアは、5点きざみで、5点から495点です。

Reading問題

  Part5 短文穴埋め問題 30問 

  Part6 長文穴埋め問題 16問

  Part7 1つの文書   29問
      複数の文書   25問

             100問

スコアは、5点きざみで、5点から495点です。

Part 1 写真描写問題 6問

写真描写問題は、1枚の写真に関する適切な表現を選ぶ問題です。

読まれる英文自体はそれほど難しくありません。

また、日本語で読まれた場合、ほぼ間違えるはずのないレベルの内容です。

しかしながら、ちょっとしたひっかけなどもあり、

普段から英語を聞き慣れていないとひっかかってしまいます。

例えば、mouseとmouth、fruitとflute、Africansとapplicants、coffeeとcopyなど

ダジャレのようなおとりの選択肢があり、

慣れていれば、聞き間違えることの少ない問題で間違えてしまうものです。

また、TOEICにはそういったひっかけ選択肢もあり得るということを認識し

それに備えることで正答率をあげることができます。

下の写真をみてください。

この写真はどのような描写になると想像できますか。

【放送される英文の例】

(A) They are going to fix their computer.

(B) One of the men is smiling at the other.

(C) There are some other people in the room.

(D) They are trying to get their coffee ready.

答えは何でしょうか。

(A) 彼らはコンピューターを直そうとしています。

(B) 男性のうちの一方がもう一方に微笑みかけています。

(C) 部屋には他にも人が何名かいます。

(D) 彼らはコーヒーの準備をしようとしています。

Aは、コンピューターは写真のなかにないので×、

Cは、可能性はあるけれど断定できる内容ではないので×

Dは、おそらくcopyとcoffeeのひっかけ

よって、正解はB

【その他の正解となり得る英文】

(1) The men are facing each other.

(2) Two men are looking in the different directions.

(3) A poster is on the wall.

(4) The light on the ceiling is on.

(5) Two men are talking in front of a photocopier.

(1) その男性たちは向き合っている。

(2) 二人の男性は違う方向を見ている。

  これは間違っているように思えるかもしれませんが、

  向き合っているとは、「異なる方向を見ている」とも捉えられるので正解。

(3) ポスターが壁にかかっている。

(4) 天井のライトがついている。

(3), (4)のように写真の中心とは言えない「予想外の部分」が描写がされることもあります。

(5) 二人の男がコピー機の前で話している。

  photocopierは、TOEICではよく出てきます。copying machineでも大丈夫です。


いかがでしょうか。

Part1の傾向はつかめましたでしょうか。

Part1は、短文形式のディクテーションを数多く経験することによって

満点が狙える問題形式であり、レベルです。

単語帳についている例文の音源を利用してみるのもいいでしょう。

英検2級や準1級のリスニング問題を利用したディクテーションも効果があります。

Part 2 応答問題 25問

応答問題は、1つの質問に対する適切な応答文を3つの選択肢から選ぶ問題です。

こちらも日本語であれば、間違えるはずのないレベルの問題です。

Part2のページは以下のようなイメージです。

選択肢も印刷されていないのがPart2の特徴です。

放送される問題の例を確認してください。

質問 

Haven’t the new mobiles phones arrived yet?

「新しい携帯電話はまだ届いていないの」

携帯電話が複数形である点に注意が必要です。

(B)は単数になっているので不適切。

(C)も単数であるのと、質問とのつながりも不自然なので不適切。

(A)は「はい、今朝それらを君の机の上に置いたよ」

「それら」が携帯電話を指しており、自然な会話が成り立つ。

よって正解はA


いかがでしょうか。

Part2の特徴は捉えられましたか。

Part 2では、まず何が聞かれているのかを聞き分けることが大切です。

ほとんどが疑問文なので、文頭を聞き逃さないようにすることが最も重要です。

また、時制の一致、単数複数の一致など

細かい部分でおとりの選択肢を織り込んできます。

ひっかからないように中心的な部分を聞き取る訓練を多くこなすことが大切です。

まとめ

今回はここまでにしたいと思います。

Part 3以降も基本的な内容を解説していこうと計画しています。

また読んでもらえるとたいへんありがたいです。

Part 1, Part2は、ポイントを押さえることができれば、高得点が狙えるパートです。

全部で31問あり、ここで正解数を稼ぐことができれば、

リスニングで350点超えの「70-75」の正解数も見えてきます。

がんばってください。


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こちらもぜひご確認ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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