こんにちは、都筑区の学習塾、エアフォルクです。
今回は、英語の名言を取り上げたいと思います。
必要な知識あり、深い意味あり、名言の学習はとても興味深いので、楽しんでもらえたらと思います。
名言その1
まずは、永遠のスター、ジェイムス・ディーン様が残したとされる名言
Dream as if you’ll live forever. Live as if you’ll die today.
日本語訳:永遠の命を持つかのように夢を持ち、今日死ぬかのように生きなさい。
James Dean |
1931-1955 |
アメリカの俳優 |
ジェームス・ディーンは、自動車事故で亡くなったのですが、そのとき24歳だったそうです。24歳にしてこの名言、すごいですね。
また、若くして亡くなった伝説の俳優が言った言葉というところにも、重みを感じます。
目標は大きい方がいい、そして一日一日を無駄にせず、しっかり生きよう
ということですね。
名言その2
You don’t need any brains to listen to music.
日本語訳:音楽を聴くのに脳はいらないよ。
Luciano Pavarotti ルチアーノ・ババロッティ |
1935-2007 |
イタリアのテノール歌手 |
3大テノールの一人ですね。「音楽は、頭で聞くのものではなく、心で聴くものだ」という意味でしょうか。brain「脳、頭脳」は、受験生にはぜひ覚えてほしいですね。
突然英語の問題です。次の英文はどういう意味でしょうか?
Can I pick your brain?
直訳すると、「あなたの脳みそを取ってもいいかい」ですが、もちろん、そうではありません。恐いです。
brainには、知恵とか知性などの意味もあり、
「ちょっとお知恵を拝借してもいいでしょうか」という意味になります。
音楽は頭で聞くな!心で聴け!
かっこいい言葉ですね。
でも、パバロッティの歌声は、自然と心に染みますよね。魂が震える、彼にしか出せない歌声です。
名言その3
次に、哲学者の言葉です。どういう意味になるのか、自分でも考えてみてから、読み進めることをおすすめします。
They are ill discoverers that think there is no land, when they can see nothing but sea.
日本語訳:海以外何も見えないときに、陸地がないと思う人は良い探検家とは言えない。
Francis Bacon フランシス ベーコン |
1561-1626 |
イギリスの哲学者 |
またまたかっこいい言葉ですね。
but seaのbutは前置詞で「~以外=except~」という意味です。
ill discoverers 「ダメな発見者」
この言葉は、平成21年の入試で都立西高が、推薦入試の作文の題材としました。
この言葉を読んで感じたことを600字程度の日本語で書く問題でした。なかなかいい問題ですよね。自分だったらどう答えるかも考えてみるといいかもしれません。思考力・表現力をUPしましょう。
「目で見えるものしか見えないようではだめだ」
なんて言われているような気がしますね。想像力はいつの世でも大切です。
名言その4
Kites rise highest against the wind, not with it.
日本語訳:凧(たこ)は風に逆らって最も高く飛ぶのです。それに沿ってではなくね。
Winston Churchill ウィンストン チャーチル |
1874-1965 |
イギリスの政治家 |
なんて含蓄のある言葉でしょうか。
against「~に反して」中3生以上は覚えているべき前置詞です。
I’m against your opinion.「私は君の意見には反対です」
「風に逆らってこそ高く飛ぶ」とは何を指しているのでしょうか。
これは、「人間というものは、反対勢力があるからこそ、逆境の中だからこそ、最も成長できるものだ」ということが言いたいのではないでしょうか。
苦しい時ほど、成長するものだと。
勉強でも同じですね。簡単にマスターしたものは忘れるのも早いけれど、苦労して、苦労して覚えたものはなかなか忘れません。
勉強していて、○付けをする際に、✖ばかりで落ち込むことはないですか。バツが多いとモチベーションはどんどん下がり、忍耐力もなくなり、勉強時間もいつもより短くなってしまいます。
でも、そんな時こそ、伸びているのですよ。間違いが多いときほど、高く飛べるチャンスなのです。バツが多い時こそ、「あ、今伸びているときだ」ってモチベーションをあげてください。
名言その5
その5は名言ではなく、ことわざです。
Where there’s a will, there is a way.
日本語訳:意思があれば、何でもできる。
私の一番好きなことわざです。
willは、名詞で「意思」
willにはほかにも、「遺言」などという意味もあります。だからといって、「遺言のあるところに、方法がある」などと訳さないでください。恐いです。
whereはここでは、「~なところには」という意味になります。
つまり、「意思があるところには、(それを成功へと導く何らかの)方法がある」と解釈できるのです。
ですから、中高生のみなさんも、まず、意思を持つこと、目標を定めることが大切ということですね。目標が定まったら、何をするべきか、計画をたてましょう。計画がたったら、実行しましょう。実行のあとは、振り返りです。振り返りで反省点が見つかったら、修正です。
そういうふうに、一日一日を充実させていければ、目標は達成できるでしょう。
ということで最後までお付き合いいただだき、ありがとうございました。
エアフォルクは、地域で一番生徒に寄り添う塾を目指します。
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