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英検renewal対策のための問題

中高生

英検が変わります

2016年の英検renewal,2017年の準2級,3級の4技能化以来、約7年(8年)ぶりの大きなrenewal「更新」です。変わるのライティングが中心です。日本人の英語で発信する力をもっと鍛えようという英検の志が明らかです。また、ライティングの変更の影響を受け、出題にも若干の変更があります。

このブログでは、「どんな問題がでるのだろう」「自分にかけるのだろうか」と不安に思っている小中高生のために,3級~準1級までの例題を紹介します。

ミスを見つけた場合は、お手数ですが、お知らせください。

念のため、私はいわゆる「英検(実用英語技能検定)」を作成している日本英語検定協会とは何の関係もなくこの例題を作成することにおいて許可なども申請しておりません。正式なものではありませんので、予めご了承ください。

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

日本英語検定協会様からも例題や説明がありますので、もちろんそちらを最優先で参考にしてください。こちらの例題は、まねて作ったものですので、参考程度に練習してください。

また、リニューアルについて、別のページでも説明しているので、
よろしければ、そちらもご確認ください。

主な変更点

時間、リーディング、ライティングについて主な変更点のおさらいです。

時間の変更点
これまで 今年から
3級 50分 65分
準2級 75分 80分
2級 85分 変更なし
準1級 90分 変更なし
1級 100分 変更なし
リーディングの出題に関する変更点
現在の問題数 今年から
3級 30 変更なし
準2級 37 29
2級 38 31
準1級 41 31
1級 41 35
ライティングの出題に関する変更点
現在の問題 今年から追加の形式
3級 意見論述1題 メール文作成
準2級 意見論述1題 メール文作成
2級 意見論述1題 要約文作成
準1級 意見論述1題 要約文作成
1級 意見論述1題 要約文作成

その他、スピーキングの変更点(準1級のみ)については割愛します。

リスニングはいずれの級にも変更点はありません。

練習用の例題

3級に追加されるライティング問題の例

まず、問題を確認してください。

自力で解けそうなら、挑戦してください。

難しい場合は、「ヒント」を開いて、参考にして書いてください。

書き終えたら、「解答例」を開き,自分の答えと見比べてください

3級に追加されるライティングの問題例
■ 話題を確認する

1行目の “I heard you went camping with your friends last month.”から,話題はキャンプに行ったことだと判断できます。

■ 1つ目の質問

How many people were at the camp? 「キャンプには何名くらいの人がいましたか」

この質問の答え方は2通りあります。

「〇人いました」と答えたいときには,

There were 〇 people at the camp.

〇 people were at the camp.

というふうに,〇の部分に具体的な数字を入れ答えます。

■ 2つ目の質問

And how was the food? 「そして食べ物はどうでしたか」

この質問には,

The food was … .

と答えます。 “ … “の部分に食べ物を表す「形容詞」を入れます。

形容詞とは、「おいしいdelicious」「まずいnot delicious」「すばらしいgreat, wonderful」など名詞を説明する言葉です。

■ 解答例

例えば、「人数は10人で、料理はおいしかった」という答えを作ります。

There were ten people at the camp.  The food was delicious.

語数の条件は、15語~25語なので、20語程度ほしいところですが,答えだけでは足りません。

そこで、campについて、または食べ物について、何か話題を作ります。話題は何でもかまいません。例えば「campは川の近くだったよ」「犬も連れて行ったよ」「食べ物の豚肉がおいしかった」「お父さんがカレーを作ってくれた」など。

There were ten people at the camp, and I took my dog, too.  The food was delicious.  I enjoyed my father’s curry rice.(23語)

キャンプには20人いました。そして、私は犬も連れて行きました。食べ物はおいしかったです。私はお父さんのカレーライスを気に入りました。

準2級に追加されるライティング問題の例

まず問題を見て、挑戦できそうなら取り組んでください。

難しそうな場合は、少しヒントをのぞいてください。

解き終えたら解答例をみてください。

準2級に追加されるライティングの出題例
■ 準2級の課題

① 友達からのe-mailに対して,わかりやすく答える。

② 友達からのe-mailに書いてある「何か(下線がひかれている)」について2つ質問する。

■ 友達からのe-mail本文

I hope you’re doing great! 「すごく元気にやっていると思う」
I wanted to share something cool with you. 「君とかっこいいのを共有したかった」
I just got a brand-new skateboard! 「新品のスケートボードを買ったところだ」
It is super cool and rides like a dream. 「最高にかっこよくて夢のような乗り心地なんだ」
I have been practicing some cool tricks on it. 「それに乗ってかっこいい技を練習中なんだ」
It is exciting when I am able to do a new trick, but there is one problem. 「新しい技ができたらわくわくするけど、1つ問題があるんだ」
There are not so many places for practicing skateboard safely. 「スケートボードを安全に練習する場所があまり多くないんだ」
Do you think skateboarders will have more places for their skills in the future?「将来,スケートボーダーたちは技を練習するための場所をもっとたくさん持つようになると思うか」

■ 条件

・skateboardに関する質問を2つする。

 → いつからスケートボードやっているのか、いくらだったのか、友達もやっているのか、など

・スケートボードの練習場が増えるかという質問に答える。

 → 理由をつけないと40語以上にならないと考えられる。

  増える理由:オリンピックで多くの人が見た、手軽に始められるスポーツ、など

  増えない理由:危険なスポーツで、あまり人気がない、など

・40語~50語の英語で答える。

I did not know you enjoyed riding a skateboard.  Isn’t it difficult to ride it?  Do any of your friends also have skateboards?  About your question, I think there will be more places to practice riding on skateboards because many people saw wonderful skills by skateboarders in Tokyo Olympic Games. (49語)

僕は君がスケートボードを楽しんでいるとは知らなかったよ。スケートボードに乗るのは難しくないのかい。君の友達も他にスケートボードを持っているのかな。君の質問についてだけど,僕はスケートボードの練習施設はもっと増えると思う。東京オリンピックでたくさんの人がスケートボード選手のすばらしい技を目にしたからね。

I’m surprised to know you bought a skateboard.  When did you start learning to ride it?  Does anyone teach you how to ride it?  About your question, I don’t think there will be more places for skateboards because riding a skateboard is not so popular yet. (46語)

君がスケートボードを買ったと知って驚いたよ。いつから習い始めたの。誰かに乗り方を教えてもらっているの。君の質問についてだけど,僕はスケートボードのための場所は増えないと思う。なぜなら,スケートボードはまだそんなに人気がないから。

2級に追加されるライティング問題の例

・まず問題に取り組んでください。

・無理と思った場合は、ヒントを参考にして再挑戦してください。

・解答後は、解答例と自分の解答を見比べてください。

2級に追加されるライティング問題の例
■ 2級のタスク

2級に追加されるライティングは、要約文完成です。課題文を読み込み、重要ポイントを45-55語でまとめます。当然ながら、コピペでは合格点は超えられません。

■ 要約文作成のコツ
■ 問題文の和訳

 近年,オンラインによる学習が大学生の間でますます人気にそして一般的になってきた。この傾向を歓迎する学部生もいるが,オンライン授業には何らかの不利益があると主張し,対面の議論が戻ってきてほしいと切望するものもいる。

 建設的な側面の1つはそれが提供する柔軟性だ。生徒たちは自分のペースが学習することができ,どこからでも教材にアクセスできる。加えて,オンラインプラットフォーム(ウェブ上のコンテンツやシステムのこと)はしばしば,広い範囲の資料を提供し,学習機会を高めてくれる。

 一方で,オンライン学習には欠点もある。悪い面の1つは,教授や仲間たちとの対面による交流の欠如だ。これは生徒が質問をしたり,議論に参加したりする能力の妨げになる可能性がある。加えて,生徒の中にはオンラインの環境下における自己訓練や動機付けに苦労するものもいるかもしれず,それが学業成績の低下につながってしまう。私たちは1人で努力を続けることがどれほど難しいかを知っているので,それは驚くことではない。

■ 習得したい語句

 increasingly「ますます,だんだん」
 undergraduate「学部生,大学生」
aspire「熱望する」
 flexibility「柔軟性,適応性」
 downside「欠点,下降,悪化」⇔ upside
 peer「仲間,貴族,上院議員」
 hinder「妨げる,邪魔する,遅らせる」
 academic performance「学業成績」

Recently, more university students are choosing to learn online.  Some like the flexibility and wide access offered by it.  In addition, it can be cheaper.  However, others miss face-to-face discussions.  They worry about the lack of interaction with professors and friends, which can affect learning and motivation. (47語)

最近,だんだん多くの大学生がオンライン学習を選択している。柔軟性やそれによってもたらされる広範囲のアクセスを気に入っている人がいる。加えて,それはより安いのだ。しかしながら,対面による議論を懐かしむ人もいる。彼らは,学習や動機付けに影響を与え得る教授や友達との交流の欠如を心配する。

準1級に追加されるライティング問題の例

準1級に挑戦する人は,2級のライティングで練習をしてから取り組んでください。

ヒントは水に進めた方がいいでしょう。

準1級に追加されるライティングの出題例
■ 準1級のタスク

準1級に追加されるライティングは、要約文完成です。課題文を読み込み、重要ポイントを60-70語でまとめます。当然ながら、コピペでは合格点は超えられません。重要ポイントのパラフレーズ(同じ内容を別の言葉で表現すること),論理に展開するつなぎ言葉の正しい利用が大切です。

■ 要約文作成のコツ

①チェック:重要だと思われるポイントに線を引く
②言いかえ:できるだけ表現を変え、文章をつないでいく
③シンプル:できるだけ簡潔な表現をこころがける,かっこつけなくていいです
④つなげる:つなぐ表現を覚え、しっかり適切に使う

■ 問題文の和訳

 大学生の間で新しいトレンドとなっているのは、ソーシャルメディアのデトックスの増加です。デトックスとは、体や心を回復させるために何かを一時的にやめることを意味します。例えば、ソーシャルメディアのデトックスとは、しばらくソーシャルメディアを使用しないことでストレスが少なく感じることです。まるで体や心に小さな休暇を与えて、再充電し、健康的に感じさせるようなものです。このトレンドはおそらく、ソーシャルメディアへの過度な依存に対する懸念から生まれています。それは肯定的なトレンドと見なされていますが、どのような潜在的な副作用が予想されるでしょうか。

 1つの肯定的な側面は、精神的健康の改善の機会です。ソーシャルメディアからの休憩は、不安や比較の感情を減少させ、より健康的な心構えを生み出す可能性があります。さらに、実際の活動や対面の交流に参加することを学生に奨励し、より強い関係と個々の成長を促進します。

 しかし、ソーシャルメディアデトックスには欠点もあります。その1つは、見逃してしまうという不安感です。学生たちは,デトックス中に情報を得られる立場からの隔離やソーシャルサークルからの切断を心配するかもしれません。さらに、ソーシャルメディアはニュースやイベントの最新情報を入手するためによく利用されるため、デトックス期間中に学生は情報が少ないと感じるかもしれません。これらの欠点のほかに、学生はソーシャルメディアをうまく活用せずにどのように勉強すれば良いかわからないかもしれません。

■ 知っていないといけない語句

 concern「不安・関心事・関連」
potential side effect「潜在的な」
 side effect「副作用」
 mindset「心構え・考え方・心的態度」
 engage in「に従事する,に参加する」
 interaction「交流」
 foster「を育てる,育成する」
 miss out「を逃す」
 out of the loop「中心からはずれる・情報を得られる立場から外にでる」
 make a good use of「をうまく利用する」

College students are increasingly beginning to adopt social media detoxes, taking breaks from social networks to ease stress and recharge mentally.  While this trend comes from concerns about over-reliance on social media, potential drawbacks include the fear of missing out.  On the positive side, detoxing can enhance mental well-being, encourage real-life interactions, and foster personal growth.  However, some students may struggle with studying without social media’s assistance. (67語)

大学生はますますソーシャルメディアデトックスを実行し始めています。ストレスを緩和し心の再充電をするためにソーシャルネットワークから少し休憩するのです。この傾向はソーシャルメディアに頼りすぎだという不安感から生まれているのですが,潜在的な欠点は見逃してしまうという恐怖感を含みます。肯定的な側面としては,デトックスは精神的な健康を高め,実生活の交流を奨励し,個々の成長を育成する可能性があります。しかしながら,生徒の中にはソーシャルメディアの助けなしに勉強することに苦労するものもいるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ライティングは練習あるのみです。

しっかりわかっている人に添削をしてもらってください。

PDFもありますので、必要な場合はご連絡ください。

また、添削も承ります。

無料ではありませんが、かなりお得なお値段を提案できると思います。

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