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7月スケジュール&夏期講習の準備

お知らせ

こんにちは、個別進学塾エアフォルクです。

7月のカレンダーができましたので、展開します。

下の緑のボタンをクリックするとPDFが開きます。

いよいよ夏期講習が始まる月に入ります。

塾生の皆様には、以下のアドバイスにぜひ目を通してほしいと思っています。

夏期講習を100倍効果的にするためのマジックです。

1.期末テストの分析

 期末テストも終わり、少しホッとしているところ恐縮ですが、試験結果の分析はしっかりできましたか。

 答案が戻ってくると、どうしても一喜一憂してしまうものですが、その後に問題と解答をしっかり照らし合わせましょう。

 どうして間違えたのか、その理由を分析しましょう。 

対策不足(復習していない分野が出題された)

覚えたつもり(思い出せなかった)

スピード(時間があれば正解できた)

細かいところまで詰められなかった

 そして、分析ができたら、もう一度問題を解いてみてください。

 問題を作成した先生は、入試傾向を研究し、その対策となるように、生徒の利益になるよう願って出題内容を吟味します。

 その思いに応えるためにも、期末テストの問題は覚えるくらい復習しましょう。

とうやま
とうやま

入試問題に的中させるのは、確かに難しいです。でも、神奈川県立高入試の語彙の問題などは、類似問題を解くことで、試験当日の解き方、考え方の目安になります。

大学入試を考えても、最近の高校の定期テストは知識に偏らず、「考える」「判断する」「本文から新しいことを学びながら解答を探し出す」というコンセプトを意識した作りになっています。出題意図を知ることが、最終的に自分の力になるのです。

2.夏までにフォーカスすべきこと!

 夏の学習が始まる前にこれまで学習してきた内容の総復習をしましょう。

 教科書、ワーク、ノート、塾のテキスト、宿題などです。

 もう一度、努力してきた内容に目を通すことで、どのくらい身についているのかを判断することができます。

 定着していない部分は、そのまま夏の課題に加えるようにしましょう。

 特にいまからあげる5点に集中するといいでしょう。赤い付箋に書かれている内容です。

英語は特に単語の復習をしておこう!

 高3生は、1週間に100単語程度、7月中に400単語を目標にするといいでしょう。

ぎずも
ぎずも

週に100単語なんて無理!

とうやま
とうやま

そんなことを言わずに、だまされたと思って挑戦してください。
やり方次第で、結構覚えられますよ。

以下の方法を試してください。

みなさん、下の単語の覚え方に書かれている方法、どちらが正解だと思いますか?

How to Learn English Words!「単語の覚え方」

1週間で100単語を覚えるには、以下の2つの方法のどちらが効果的でしょうか?

① 1日15単語ずつしっかり覚える

一週間の目標である100単語を7で割り、きりのいい15単語ずつ覚え、最終日は10単語、のようにちょっと余裕が生まれる方法です。

15単語くらいだと10分程度で覚えられるので、時間もかからず他の勉強にも支障が出にくいです。

② 1日50単語ずつさっと目を通す

毎日50単語ずつ、2日で2周、全体では(50単語×2)を3周、最終日は100単語を1回練習する。

さっと目を通すだけなので、それほど時間はかからないのですが、しっかり覚えているとは言えない状態です。

さて、いかがでしょうか。

どちらの方が成果があがると思いますか。

答えは、

② 1日50単語ずつさっと目を通す

です。

英単語を覚える際に、大切なのは繰り返すことです。

①の方法では、その繰り返しの作業が抜けてしまっています。

中3生以上になると、発音が分かれば、スペリングは9割以上、正確に書けるはずです。

意味と発音だけ照合できるようになればいいので、この覚え方が有効です。

是非、トライしてください。

数学の基礎問題、特に計算系の問題を復習しておく

中1生~高1生は、数学の復習にも時間をかけておきましょう。

「もう計算系は大丈夫です。」というあなた。

もしかしたら、ケアレスミスが多くないですか?

数学は積み上げの科目です。どこかに弱点があるとそれが原因のうっかりミスが出てきてしまうのです。

たとえば、中1で学習する「文字式」が完璧でなければ、中2で学習する「式の計算」、中3の「多項式」まで影響が出ます。

同じように、中1の「比例・反比例」がおざなりだと、中2で「1次関数」を学ぶとき、中3で「2次関数」を学ぶときに苦労します。

平面図形、平行、合同、相似など全部つながっています。

公立校の受験を例にとると、中3範囲からの出題は、多くても4割程度、3年間の範囲を満遍なく学習することが入試を突破するうえでも有効なのです。

授業時間を増やす

特に、中3生、高3生は、部活も終わり、7月の2週目以降は時間ができるはずです。

そんなときは、「学びホーダイ」システムの利点をフル活用し、エアフォルクに来て自習、または授業を先へ先へと進めてください。

どんなに進めても次の教材はこちらでしっかり考えて準備します(もちろん相談して決定)。

やる気の分だけ、前へ進めてください。

科目を増やしたい場合は、すぐに相談してください。

理社をどんどん進める

理社の進度は、中3生も高3生も学校に合わせて復習中心でいてはいけません。

実は、学校では受験範囲の授業が終わるのが、12月以降と予定されているとか、そもそも受験に間に合わないということもあるのです。

9月以降は本格的に過去問と向き合っていかなければなりません

そのためには、夏期講習中には受験に必要な全範囲を終えておく必要があります。

よって、7月中から未習範囲を勉強し始めることが得策です。

そして、夏の間に、過去問をいくつか先行して解いておきましょう。

そうすることで、目標・課題がはっきりしてくるはずです

どの問題に挑戦するかは、状況により異なりますので、一人ずつと相談して決めたいと思います。

国語は、古文の文法を完璧に!

古文は得点源にしたい分野です。

説明文や論説、物語文の対策も大切ですが、国語の知識分野は、乱高下しがちな国語の成績を安定させてくれる良薬です。

特に、古文の知識は、日本語なので一度定着すると抜け落ちにくいという特性を持っています。

7月中に文法を終えておき、8月に入ったら、読解問題をひたすら解き進めるという戦略はどうでしょうか。

読解に入ると、それまで単調だった古文の学習が華やかになり、楽しさも加わります。

国語も、9月以降に過去問を解いていくまでに、基礎力をしっかりつけておくようにしましょう。

3.目標達成シート

目標達成シートについては、夏期講習の項でも触れましたが、すごくお勧めなので、もっと詳しく説明したいと思います。

目標達成シートとは

夏の学習内容目標予定達成度を明確化するための、いわば「日記+予定表」のようなものです。

目標達成シートに記入する内容は、以下の通りです。

①1日の各科目ごとの学習時間
②学習時間の総計
③学習時間の累計(夏期講習中の総計)
④その日学習した内容
⑤次の日にやるべき内容(優先順位をつける)
⑥1週間ごとに振り返りをし、それを自習につなげるようにまとめる
⑦夏の目標(夏の間に終える課題)

クリックするとPDFをダウンロードできます。

横列の1~15の数字は、学習時間数を表します。

1日に15時間の設定は、非現実的ですが、これまでの経験ですと、12時間以上に挑戦する兵(つわもの)が毎年いらっしゃいますので、あえて作りました。

1時間学習したら、1コマを塗りつぶすという使い方です。

塗りつぶす際には、科目ごとに色を決めます。例えば、英語は黄色、数学は水色などです。

2,3日すると表の色合いで、科目間の学習時間数の偏りが直感的に理解できるという意図です。

また、自分の目標(完了したい問題集など)を記入する欄もあります。

これによって、次に何をやるのかを素早く決めていくことができます。

一番よくないのは、あいまいな決定のまま、悩みながら学習が進んでしまうという状況です。

それでは、スピード感が損なわれますし、自信のない学習方針から飛躍的な成果は望めません。

一番大切なのは、次の日の予定を前日に決めておくこと

次の日の自分の行動をプログラミングしておく、という感覚です。

これをするとしないとでは、大違いです。

翌日に迷いなく、すいすいと学習を進めるためにも、この欄は必ず埋めるようにしてください。

大きな目標を決まったら、1日1日にするべきこと、その日、その日の予定が決まっていきます。

最も充実した日々の過ごし方ではないでしょうか。

このような目標に向かう覚悟を表した詩がありますので、その一節を紹介します。

社会教育家の後藤静香(ごとうせいこう)氏(1884-1971)の言葉です。

【第一歩】

十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう

三笠山に登る、第一歩。
富士山に登る、第一歩。
同じ一歩でも覚悟が違う。

どこまで登るつもりなのか、

目標がその日その日を支配する

言葉の力ってすごいですね。

特に、最後の「目標がその日その日を支配する」っていう感覚、充実した日々を経験した人にしか分からない状況です。

エアフォルク生には、そんな経験をぜひ、この夏にしてほしいです。

努力って、つらさだけではないですよ。

一緒に楽しみながら、実力をつけましょう!

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

コメント

  1. […] […]

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