みなさん、こんにちは。
中川駅とセンター北駅のちょうど中間の位置にある学習塾、エアフォルクです。
都筑区で最も信頼される学習塾を目指し、日々奮闘中です。
今回は、定期テストの学習法について考えたいと思っています。
勉強の仕方は人それぞれでは?
ケンくん、そのとおりです。
勉強のやり方は、自分で見つけ出すことが基本です。
誰にでも合う「勉強法」というのはなかなか見つからないものです。
でも、But!
誰にとってもよくない勉強法というのは存在するのです。
今回は、そのよくない方法について説明するので
自分に当てはまっていないかをよく考えてください。
そうなんですね。
自分の勉強法が正しいかどうか、確認します。
何だかドキドキしますね。
いつもぎりぎり間に合っている!?
これは間違った勉強法です!
ぎりぎり間に合っていると思っている人、実は間に合っていないです。
「ぎりぎり間に合っている」と考えている人は、
提出のワークだけやり遂げれば、なんとかなると考えていませんか。
ワークを一回やっただけでは、記憶に残りません。
残っていたとしても、テストで活かせるレベルまでは到達できていないものです。
また、ワークも大切ですが、教科書、先生からもらったプリント類、
先生が板書したものをまとめたノートの復習も絶対に必要です。
ワークを一回だけ終える勉強では、得意な科目であれば、何とかなるかもしれませんが、
苦手科目では点数が取れないのは当然と言えるでしょう。
■余裕をもって勉強を始める
■ワークは2回以上繰り返そう
■定期テスト対策は、教科書の見直し、ノートの見直し、プリントの見直し、ワーク
特に先生が「書き留めなさい」と指示したものは、
それがノートでも教科書でも、
ラインマーカーなどで印をつけ、試験前に必ず見直せるように準備をしておきましょう。
応用問題にも挑戦すべきだ!?
一度間違えた問題、分からなかった問題に挑戦するのは大切なことです。
ただし、ちょっと気をつけたいのは時間がかかり過ぎていないかです。
定期テスト対策は、1つの問題に長い時間をかけるよりも繰り返しの方が重要です。
難しい問題にばかり時間をかけるのは、得策ではありません。
さらに意識してほしいのは、
「難問は基本問題・標準問題よりも出題の可能性が低い」ということです。
挑戦する気持ちは大切にしたいですが、まずは基礎をおさえましょう。
■定期テスト対策は、まず基本問題と標準問題から取り組む
■1つの問題にあまり時間をかけない
■時間より回数 A long time < A many times
■挑戦する気持ちは大切に
寝ちゃダメ!?
学習効果の一番の敵は、睡眠不足です。
睡眠時間を削るのは、勉強時間を減らすのと同じことです。
いや、それ以上に悪影響が出るかもしれません。
テスト中に信じられないケアレスミスをしたり、
あとでやろうと思っていた暗記物をわすれてしまったり、
など、睡魔がおとずれると普段しないようなミスをしてしまうものです。
でも、十分寝ているのに、眠くなることもよくあります。
そんな時は我慢した方がいいですよね。
これは時と場合によりますが、
無理せずに眠ってもいいかもしれません。
十分な睡眠をとっていても、学校の疲れで、夕食前なのに眠くなってしまうこともあります。
そのような時には、あきらめてスパッと眠りましょう。
と言っても、ベッドの中でぐっすり寝るのではありません。
机に腰掛けたまま、10~20分程度の短い睡眠をとりましょう。
30分以上寝てしまうと、なかなか勉強への集中力を回復できなくなります。
でも、20分以内だと、学習能力もしっかり回復するそうです。
学校全体で昼寝に取り組んでいる高校もあるくらいですので、
確かな効果があるのだと思います。
■睡眠時間は削らない
■勉強中に眠くなったら少し寝る Take a short nap!
■昼寝は20分以内にする
昼寝のコツは、あまり気持ちのいい体勢にしないこと。
バスタオルやクッションなどを用いて、ベストポジションを決めてしまうと、
深い眠りに入って、戻ってこられないことがあります。
あえて楽でない姿勢で眠るようにしましょう。
スマホは手放せない!?
これは完全に間違った勉強法です!
勉強するときに、注意をそらすようなものを身の回りに配置するのは、
絶対やめた方がいいです。
大人だって、スマホがあったら、仕事中でも見ちゃいます。
中高生の君たちは、大人よりだいぶ意思が弱いはず!
勉強の時は、電源を切ってでも、スマホ断ちするべきです。
それ以外にも、本、マンガ、ゲーム、パソコンなどが邪魔です。
勉強に集中したいなら、視界に勉強に関係のないものをおかないようにしましょう。
■スマホは近くに置かない
■周りに気が散るアイテムを置かない
Youtubeは禁止!?
スマホもそうですが、YoutubeやInstaなどのSNSも勉強の妨げになりますね。
中には、テスト前1カ月は絶対に見ない、やらないと、
固く決心しているえらい高校生もいます。
でも、勉強できる人って、適度に息抜きもしています。
息抜きで、学習効果UPすることもあるので、無理はし過ぎないようにしましょう。
また、「ここまで仕上げたら10分間好きなことしていい」
などと自分でノルマや褒美を決めて、勉強に取り組むこともおすすめです。
このやり方で、「思ったより集中力が続いた」という声を私はたくさん聞いてきました。
ぜひ、取り組んでほしいです。
ところで、息抜きは人によって様々です。
大人が求める息抜きは、散歩とかジョギングです。
なぜかというと、健康とリフレッシュのための一石二鳥だからです。
でも、誰もが運動で息抜きができるわけではありません。
自分にあったリフレッシュ方法を見つけましょう。
■試験期間中、すべて遊びは禁止というわけではない
■リフレッシュできる息抜き法を見つけよう
■勉強後に褒美を用意すると集中できる時間が増えます!
休憩はじっとして体を休める!?
中学校のころの先生がよく言っていました。
「休憩の仕方は状況により様々。建築業の人は体を酷使するので、休憩は昼寝。会社員は頭を使うので、屋上でバレーボール。君たちは、勉強だから、体を動かすことが休憩になるよ」
屋上でスポーツしている会社員なんてみたことないけど、
昔のドラマや映画などで、会社員がバレーボールや
キャッチボールをしているシーンがよくありました。
ちょっと話題がそれていますが、
ようするに、勉強の休憩は、じっと座ったままではダメということ。
だからエアフォルクの授業では、50分に一回休憩時間を設けているのです。
休憩しないあなた、もしかしたら、非効率的かもしれませんね。
■50分に一度は、10分休憩
■勉強の合間の休憩は、体を動かす休憩
やる気が出ない日は勉強しない方がいい!?
腹立たしいほどに間違った勉強法です
やる気が出るのを待っていては、一生勉強できません。
もともとやる気なんてないです。
好きとか、義務とかそういうものに人間は突き動かされるものです。
もしも勉強が好きだったら、やりたくもなるでしょう。
でも好きでなかったら、待てど暮らせどやる気はやって来ません。
試験がある、宿題をやらないとひどい目にあうかもしれないという恐怖心が、
やる気を起こすこともあるでしょう。
でも試験や宿題の期限などもなく、やる気が起きないときはどうすればいいでしょうか。
暗記物や作業的なものにひとまず、手を付けることです。
電化製品はスイッチを入れる瞬間が一番、エネルギーを消費する
とよくいいますよね。
勉強を始めるときが一番、忍耐力が必要です。
でもいったん波に乗れば、何とか続けられるものなのです。
■やる気が出るのを待つな
■とにかく始めることが大切
予定をたてるのは無駄!?
「予定をたててもどうせ変わるからたてるだけ時間の無駄」という人、よく見かけます。
予定は変わってもいいのです。
予定を組むことで、自分が何をどのくらいしないといけないのかがはっきりします。
当日のやるべきこと(目標)のリストアップだけでも必ずやった方がいいです。
■予定は変わってもいい
■当日の目標はリストアップすべし
あまりにも緻密なスケジュールを組むのは確かに時間の無駄になるかもしれません。
音楽を聴きながらの方が集中できる!?
間違った勉強法です!
音楽が聞こえないくらい、集中しているのであればいいと思います。
でも、好きな音楽をかけて、勉強するのは逆効果です。
覚えられる量、進められる量に違いが出てくるはずです。
特に暗記系の科目と音楽や話し声との関係は研究で実証されています。
ながら学習はおすすめできません。
ただし、集中モードに入るのに、BGM的に音楽を利用するというのは
間違った方法ではないようです。
音が聞こえないほど集中できていれば、大丈夫です。
■ながら学習は禁止
■集中への導入に利用するだけならOK
家では楽なかっこうで勉強できる!?
もしかしたら、間違った勉強法かもしれません。
人の心や脳はいろいろなことに影響を受けます。
ビシッとした格好の方が気合いが入るものです。
クールビズが社会に受け入れられるようになって、
ある後輩講師が、「自分はネクタイしていないと保護者の前に出られない」
「気合いがどうも入らない」と言っているのを聞いて、
「そうだよなあ」と妙に納得したのを覚えています。
家で勉強するときにはこの服装で、と気合いの入るものを1つ決めて、
気合いの維持を心がけましょう。
また、勉強を始める前のルーティンワークを決めることが大切という説もあります。
なんでもいいのです。
腕立て伏せでも、腹筋でも、ラジオ体操でも。
とにかく、これから勉強するんだという意識づけをするのだそうです。
ある行動をして、その後に勉強するという行動を繰り返していると
まるでパブロフの犬のように、
その行動の後には、集中モードに入りやすくなるのだそうです。
お試しあれ。
■勉強用の戦闘服を用意しよう
■ルーティンワークを作ろう
まとめ
まもなく学年末ですね。
自分に合った勉強法をみつけるのは難しいです。
でも間違った勉強法はすぐにでも直せます。
今回の記事が皆様の勉強法の一助となれば幸いです。
勉強法について相談したいことがある方はぜひご連絡をください。
045-910-5615
時間外の場合は、以下のリンクからご連絡ください。
必ず3日以内に返信します。
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