こんにちは。中川駅より7,8分、センター北駅より徒歩12,3分の位置にある学習塾、個別進学塾エアフォルクです。
本日は、一昨日飛んできた受験生にとって大きな影響のあるニュースを紹介します。
オリンピックで日本中がスポーツに目を向けている間に、ひっそりと公表したように思えてあまりいい印象はありません。
マスコミは、オリンピックとコロナの話題が中心であまり大きく扱ってくれませんが、受験生にとっては大問題です。
記述問題は、それがある、ないでは対策の方法が全く変わってきてしまいます。
今年から全面実施されている中学生の新学習指導要領の影響のもと、新しい教材、新しい問題集が導入され、その対応で塾は大忙しです。
その教材の特徴は、記述問題導入ありきで、表現力・思考力・判断力を鍛える問題が多いというものです。
共通テストへの記述問題導入は断念ですが、現場での記述問題重視は変更なしと考えていいようです。
記述問題を課す大学には、補助金などの優遇措置が取られるようです。
関連しますが、記述問題の影響で試験時間が変わった数学Ⅰ・Aの試験時間は今後どうなるのか、注目が必要です。
英語の場合は、4技能すべての技能を各大学や共通テストで測ることが実質困難であることから、英検やTOEFLなどの民間の検定試験、資格試験の利用、導入を検討していました。
しかしながら、そのシステム構築に問題が出てきたり、入試に要する費用の増加が避けられなこと、複数の試験が認定試験として選ばれている中、試験自体の公平性が保たれるのか など様々な問題点が指摘されてきました。
今回の発表は、その一つ一つの問題を克服することが実質不可能と判断されたということだと思います。
ただし、英語講師としては、英語学習において4技能を均等に強化するべきだという基本姿勢に間違いはないと考えています。
ライティングやスピーキングを頑張っている生徒が、大学入試で有利になるという状況は作っていかなければならないのではないかと思います。
各大学での民間試験の利用は、近年ますます増えていますので、日本の受験英語が知識重視のようなもとの状態に戻ることはないと思いますので、ご安心ください。





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