「ノートは書いて終わり」になっていませんか?
塾で指導していると、「きれいに書いているけど点数に結びつかないノート」によく出会います。
一方で、点数を安定して取ってくる生徒のノートにはある共通点があります。
それは「あとで見返すために作っている」ということ。
提出のためではなく、「自分のための参考書・問題集」をつくっている感覚です。
見直さないノートは、その効果のほとんどが消えてしまうと言っても過言ではありません。
成績があがる Five Rules

① タイトル・日付・ページ番号は必ず書く
何の単元か、いつやったかが分かるようにしておくのは基本中の基本です。
日付があることで、あとから「テスト前にこの単元を復習すればよかった」と気づくこともあります。
当然、学校と塾のノートを分けていると思います。日付や単元をしっかりと記しておくことで、試験前にどこを復習すべきか、両方のノートを管理しやすくなります。
② 色は3色まで。色を多用しすぎない
「見やすさ=色の多さ」と思って、ピンク・緑・オレンジ…とカラフルにしてしまう生徒がいますが、逆効果です。
色は「情報の強弱を伝えるための道具」です。
おすすめのルール:黒+3色
黒:基本の記述(先生が話したこと、板書など)
赤:テストに出やすい重要語句・数式・要点
黄:強調したい部分、タイトルなど、区切りをつけたいとき
青:補足・注意点・自分の気づき
3色だけで、情報の整理力が高まります。
③ 余白を残す=復習スペースを確保する
ページいっぱいに文字を詰め込むと、後から何も書き足せません。
右側や下に2~3行程度、あえて余白を残すようにしましょう。
後日、塾や学校で追加で学んだことや、自分がつまずいたポイントなどをそこに書き加えます。
こうすることで、ノートが「成長していく教材」になります。
④ 図・表・言葉を一緒に使う(脳の記憶に残るノート)
脳は、言葉だけよりも「イメージ+言葉」の方が記憶しやすい仕組みになっています。
数学なら、式だけでなくグラフや図形を書いて整理
理科なら、実験結果を表にまとめて視覚化
社会なら、因果関係を矢印で示したり年表化する
英語なら、例文+イラストや語源メモをセットに
「書くことで整理する」「図にすることで関係性が見える」ことが理解の深まりにつながります。
⑤ 「見返したくなるノート」か自分に問いかける
テスト直前に「見ても意味ないな…」と思うようなノートになっていませんか?
良いノートは、「短時間で重要な情報にアクセスできる」ように整理されています。
たとえば:
各単元ごとに見出しをつける
1ページに1テーマでまとめる
ポイントには★や✔などの記号を使って強調
「10分だけ見返しても力になる」ノートを作るつもりで、ページを構成してみましょう。
世界一の問題集を作ろう:間違い直しノートの作成

英文法の問題を解いていて、「あれ?前もこれ間違えた気がする…」
そんな経験はありませんか?
英語は「なぜその答えになるのか」を理解して覚えることがとても大切な科目です。
だからこそ、答えを写すだけで終わらせず、「間違えた理由」「正しい理由」を明らかにしておくことが、同じ間違いを繰り返さない最良の方法になります。
🔍 おすすめ:間違い直しノートを作ろう
「間違い直しノート」とは、自分が間違えた問題だけを集めて、解き直し・復習できるノートのことです。
方法はとてもシンプルです。ノートを見開きで使います。
📖 左ページには…
① 日付
② 単元名
③ 間違えた問題(英文+選択肢など)
✍️ 右ページには…
① 正解
② 自分なりの解説(なぜそれが正しいのか、なぜ自分は間違えたのか)
※正解の部分は、オレンジやピンクなど赤シートで消せるペンを使って記入するのがおすすめです。
📘 どう活用するの?
このノートは、毎日コツコツとためていき、テスト前に一気に復習・暗記に使います。
間違えた問題だけを集めた、自分専用の問題集。
それはまさに、「あなたにとって世界一の問題集」なのです。
✅ 今日から始めてみよう!
最初は1問からで構いません。
日々の学習の中で、「あ、間違えたな」と思ったら、
その問題を丁寧にノートに記録していきましょう。
1冊のノートが、あなたの成長の証になります。
英語が苦手と思っているあなたへ
エアフォルクは、英語が苦手な生徒をなんとかサポートしたいと本気で考えている学習塾です。
- 英語がとにかく苦手
- がんばっているのに、なかなか成績が伸びない
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そんな悩みを持つ生徒さんの力になりたいと思っています。
ひとりひとりに合った方法で、英語力をじっくり育てていきます。
どんな小さなことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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